「湯元長座」

先日、岐阜県にある奥飛騨温泉郷の一つ、
福地温泉「湯元長座」に行って癒されてきました。
自分は奥飛騨温泉郷の環境、空気、雰囲気・・・、
すべてが大好きで20代の頃から、
1,2,3,4,5,6,7,8・・・、
いったい何回行ったであろうか?
とにかく、この「湯元長座」だけでも今回で三度目の宿泊となる。
そして、奥飛騨温泉郷の中でも一番のお気に入りがこの宿だ。
「湯元長座」

当日は雨模様でしたが それがまた雰囲気ありあり

長い長いアプローチを通っての 囲炉裏のある休憩処

ひんやりとした玄関土間

いい・・・

です・・・

よね~・・・

奥にはガッツリとした 玄関囲炉裏の間が

五感すべてが癒される

豪快なけやき梁が 飛ぶ

吹き抜けに架かる 空中廊下

家具の中に仕組み込まれた 隠れ扉

縁側にソファは 「ありだ」

豪快な軒裏

「ゆ」までの廊下も楽しませてくれる

扉の向こうには長い長い路地が続き
そこには貸切露天風呂が
照明がハンパなくいい・・・

やっと暖簾が見えてきた・・・
ひっぱってひっぱって~歩かせて歩かせて~
「ジラシプレイ」

やっと洗面処に辿り着く
檜の良い香りがプンプンと漂う
この洗面処
絶対にT様にご提案しよう
ご主人のお小遣いが減ってもだ・・・

いい!
いざ奥の露天へ

空気がおいしい・・・
風呂に浸かりながらゆっくりと呼吸する
自然と身体が同化する
動植物も人間も 「同じ」だと感じる 瞑想

一風呂浴びたあとに
囲炉裏 岩魚 酒 
ほかには なにもいらない・・・

洒落たおしながき

勉強勉強日々勉強

こういう空間が 「贅」

夜とは違う顔を見せるアプローチ

急に「風」を感じる通りとなる 「ギャップ」

一服処
この 雰囲気
この空間を 「嫌い」だという日本人は いない
そして この空間を 「汚い」と思う日本人は いない
さらに この空間を見て 「やっぱデザインだよね」という日本人は いない
単純に究極のデザインとは 「居心地の良さ」
このお宿
若いカップルから家族連れ 子供や大人 
おじいちゃんおばあちゃんたちで
溢れかえっていた
なぜだ
答えは明快だ
ここには 今 日本人が求めているものがある
贅沢なお宿 おもてなし 温泉 料理
それもそうかもしれなしが 
違う
この 今も活き活きと 流行に関係なく 生き続け
みんなをあたたかく迎えてくれる 建物
ここは まるで 時がとまっているかのよう
そんな 「家」なのだ
「樂家樂座」
「それ」を造り続けていく
何故
みんなきっと 心の奥底で
思い 望み 求めている 
大切な大切な 「場所」だから
建築家としての 「義務」 だと信じている
NOBU

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