T様邸上棟式 一日目

昨日、金沢市諸江町にてT様邸上棟氏がおこなわれた、
いや、厳密にいうと本日も、2日続けての上棟式。
T様邸は一階床面積で40坪をこえるとても大きなお家の上、
こあがり間ではなく「大あがりの間」があったり、
なんといっても一番のこだわりは、
大きな五本のケヤキ梁の古木を再生し、
居間の上空に飛ばし、よみがえらせる。

この状態の良いケヤキ梁、
正直、探すのには本当に苦労した。

一本、二本目、「頼む、うまく納まってくれ・・・」祈るような想い。

三本・・・

四本・・・


ラスト、五本目・・・

納まった!見事納まった!
豪快で物凄い景色だ。
こうやって写真を貼り付けて文章を書けば、
物凄い短時間だが、この五本の古木を組み込むのに、
いったい何時間かかったであろう?
このクニャクニャと曲がった五本の古木たちの中心を出して、
工場でプレカットされた柱たちにキッチリと組み込む。
至難の業だ。
どの建築家が嫌がっても、
お客様が望むのであれば、
我々で責任をもてることは、
「すべて、やる」。

「それが、プロだ」


「T様邸完成予想図」
古木 大黒柱 囲炉裏 箱階段 大あがりの間
土間空間 ペレットストーブ 格子戸 書院造り
すべてが盛り込まれた、懐空間。
今、現在も上棟は続いている。
後日また、「続上棟式」をアップします。

ありきたりだが・・・、
「想いをカタチに」

「想いはカタチに」
「魂をこめる」

NOBU

最近の記事

PAGE TOP