古希のお祝い
新年に入って早々ですが、昨年末の話に戻ります。
先月の30日~31日と一泊二日で和倉の温泉へ行って来ました。
というのも、昨年私の父親が古希を迎え、お祝いをする為に
温泉に招待しようということで自分の家族と妹家族の間で
いろいろと、計画をしていたのですが、
なかなか、自分だけの予定があわず ずっと日程調整していて
ようやく、ぎりぎり滑り込みで年末に行くことに決まった次第です。
ふと、思い返すと親父と旅行でもないですが、泊まりに行くという行為が
20年以上無かったなあ~と気づきました。
自分の小さいころにはよく家族4人で温泉や旅館へ連れてもらっていたのですが
自分が思春期をむかえた頃には、お決まりで自分ひとりが
家族と行動を共にすることが少なくなり、今までにいたっている次第です。
そんなこんなで今回の温泉はとても有意義で、自分にとって
初めてといっていいくらいに、親孝行が出来たのかなと思います。
本当に親には迷惑のかけ通しで、亡くなった母にはなんの親孝行も
出来なかったと自責の念でいっぱいです。
本当は、親父、母、そして我々(兄弟家族)みんなで、古希の祝いが出来れば
申し分なかったのですが・・・
でも、こうやって家族、もしくは誰かのお祝いが出来るって素敵なことですね!
当然、自分のお祝いをしていただけることもうれしいことなのですが
誰かのために祝える事ということは、とっても幸せなことだと思います。
昨年は、東北の多くの方達は誰かのために悲しんだ年だったと思います。
祝いたくても祝えない、こんな悲しい事はありません。
今年は沢山の人が誰かの為に祝える年になるとうれしいな~
なにはともあれ、父親には母の分まで精一杯長生きしてもらって
また家族でお祝いしたいと思います。
これからも小さな親孝行が出来たらいいな~と思う今日この頃でした。
(温泉での親父の姿を見ていて、孫にはメロメロで
昔の厳しかった親父の面影は大分薄らいで見えました。
うれしいような、寂しいような・・・
でも、ずっと元気で、本当に長生きしてください。
いつもありがとう。)
面と向かって言えない情けないやつなのでブログで言わせて頂きました。
Hiroshi