「格好から入ってみよう」
いやいや!中身がちゃんとともなってから・・・
僕は 全てがそうだとは思わないし言えない
衣・食・住
これも格好から入ってみても 良いときもある
決して「背伸びする」という意味ではない
みなさんも少なからず経験はあるはずだ
学生時代 校則を破って なんだか強くなった気になる気がする
彼女との初デートで 慣れもしないフランス料理屋に行き
緊張しながらも とてもリッチで優雅な気分になる
好きな映画やドラマの影響をうけ 主人公と同じ言葉や行動
身なりまで真似をする
ちょっと奮発して買った洋服を着て 外出すると
私 まだまだいけるかも
などなど・・・ あげればきりがないが・・・
これはすべて 「格好から入っている」
そして そのときの心境を思い出してほしい
決して「気持ちの悪い」ものではないはずだ
むしろ なんだか心が晴れ晴れとし 気持ちがシャンとする
逆に言うと 男も女も「格好をつける」
いわゆる「カッコつけ」でないと ある意味駄目なのだと 思う
僕が言っているのは なにも高額なベンツに乗って
派手なスーツを着て 横に綺麗な・・・
家族の食費を削ってなで ブランド品の洋服やバッグを
買いあさって颯爽と買い物に出かけ・・・
あたりまえだが そんなことを言っているわけではない
「分相応で 格好をつける」 これはとっても重要だということ
そして 本題
衣食住の「住」「家」 これも分相応で 格好をつける
なにを言いたいかというと
来た服身なりで人の内面まで変わるのと同様
「住まう家 空間で 人の生活や人格までもが変わるということ」
これ マジです
服は何度も着替えられますが 一生住まう家は
そうそう何度も「着替え」 いや「建替え」は出来ない
ログハウスの玄関から出てくる ヤンキーの子供は似合わない
コンクリート造の地下室で ほっぺを赤くした純粋な子供は似合わない
実はこれも マジです
「家とそこに住まう人」 この相互関係を何十年も研究した人物がいて
木の家 鉄の家 コンクリートの家
和の空間 シンプルな真っ白な空間 鮮やかな色とりどりの空間
もちろん100人が100人ではないのですが 住まう空間によってかなりの割合で
「人間の人格形成」 これが決まってしまいます
温泉宿で「ハワイの海に入りたい!」
ハワイのビーチで「温泉宿の湯に浸かりたい!」
なかなか思えない思わないのと 原理は一緒です
ということは よーく 考えていただきたい
あなたが選ぶ 「生涯の格好」
自分たち家族の 「心やすらかに過ごせる場所」
それが 「家をつくる」ということ そして「人生をつくる」ということ
意外と勘違いしている人が中にはいます
当然これも全てとは言いません
「人が家を変えるのではなく 家や空間が人や生活を変える」
学校だって 職場だって 「環境」というのは
物凄い影響を受け与えます
さあ ラストです
よーく 考えてください 一生涯のことです
あなたたち家族にとって どのような家 空間がよいのか?
家づくりで 「格好から入る」 というのは 「そういうことです」
ちなみに 「ありがとう」という言葉も 最初は格好から入り
気持ちがなく言っていても いい続ければ
ふと気づいたときに 「ありがとう」と言うのがくせになり
気持ちがはいった「ありがとう」になる力があるそうです
長々とした文章を最後まで読んでいただき「ありがとう」w
NOBU