夢ある中学生たち

ウルトラアートメンバー
中武守さんの文章を引用です☆☆☆☆☆
卒業研究を体感する辰口中学校3年生の課題探求学習第2回ゼミ。今回はウルトラアートの家・第3棟の義本さん邸が教室に早変わりです。

7つあるテーマのひとつ「Artful Wonderful 能美市ful ~artで町を元気にする~」。
能美市にある「art」でどうすれば地域が活性化するのか?を考えるということで前回はシェアアートについて説明し、小西さんは生き方そのものまで熱く語りました。きょうは実践編でしょうか。

昨年の夏に解体されて生まれ変わった実家の梁に西島さんがレーザー加工した龍神を始め、戸田さんの壁面の絵、岡嶋さんのバンブーアート、秋友さん・蔵本さんの照明、香田さんの手洗い鉢やタイル、山谷さんの漆、中尾さんのトイレのしつらえ、そしてなんと言っても北野さんがプロデュースした王鳥ののれん。
作家・アーティストたちが手がけたステキ空間を生徒さんたちは興味津々で見入っていました。

質疑では総額やこれだけの人が関わって、どうやって予算繰りしたのかという現実的な質問も出ましたが(笑)、「九谷を取り入れるともっと古臭い感じになるかと思ったら違っていた」、「こういう自然を感じる家に住みたい」といった感想が返ってきて嬉しくなりました。
全国でも稀な住空間。どうしてこんな発想が生まれるのか不思議に思った生徒さんたち。それは相手にどれだけ喜んでいただけるかを一番に考える…その想いがあるからと聞いて、深く頷いていた女の子が印象的でした。

予想通り話し出すと熱くなって、かなり時間オーバーしたようですが(笑)、子どもたちのココロに何かが響いてくれたら幸いです。貴重な経験をありがとうございました!

NOBU

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