玄関ドア

今日はKさん夫妻と着工前のお打ち合わせ

お二人のイメージをまずはぼんやりとから書き出し、一つ一つパーツを組み合わせながら、全体像をありったけの想像力で空間や外観を、連想していく

打ち合わせ時間は4時間

そのうち、玄関ドアを決めるのに、1時間半

屋根や外装の仕上げや、大体のカラー、サッシ色や細部の塗装色などなど…

順調に決まっていくなかで、玄関ドアだけが、最後まで腑に落ちない

最初に選んだ色から、約1時間かけて一周し、次にカタチやデザインを決めていく

最終最後は、二者択一

真剣に、コチラも悩む、考える、自問自答する

どちらがKさんにとっての答えだろうか?

トコトン、追求する

Kさん、どちらも、選べない…

沈黙が続く

そこは、全責任を持って根拠ある自信が自分にやっと降りてきたとき、言葉にする

「僕が選んでいいですか?」

これはかなりの勇気いる言葉でもあるが、これほど時にはお客様にとって心強い言葉もないと思っている

「そうしてください!」

「分かりました!じゃあ!コチラでいきましょう!もし、万が一この玄関ドアで後悔したならば、取り替えます!どうか、安心して!間違いない判断です!これでいきましょう!」

1時間半の長い長い、玄関ドアとの格闘が終わりました

Kさんお二人の安堵感な表情を見て、コチラも嬉しくなります

上手く引いてあげるのもプロ、ときにちゃんと背中を押してあげるのもこれまたプロ

その足し算引き算が掛け算となって、良い家づくりが出来るのだと思います

「このカタログから選んでくださいね!」と、いまだまったくバカなやり方をやってる建築屋に、要注意してください

その目の前の人は

「あなたたちのことを本気で思ってませんから」

Kさん、充実した打ち合わせをありがとう!

そして、長時間お疲れ様でした!

僕も帰って風呂入って、良い酒を呑んで、良い休日を送らせて頂きます!

皆さま!今週もお疲れ様でした!

NOBU


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