いつもこのブログを帰宅してから、自宅書斎で書く事が多く、いまもそう
目の前には、まあまあ綺麗な夜景?!笑、が見え、日中は遠くに海が見えるこの景色に、朝晩癒やされている
そしてここから横に首を振ると
これまた、まあまあ大きい病院があります
家を建ててもうすぐ10年、日々この景色を眺めてきました
毎朝毎晩、病院を眺めて思うことがあります
「こんなに近くても、こちらとむこうでは全然状況が違うんだよな~」
「こっちはあったりまえみたいな顔して今日も生きてるけど、むこうは日々、病と闘っている人たちがたくさんいるんだよな~」
「やっぱり、感謝せないかんな~」
「病室のみんな~!今日も頑張れよ~!」
そんなことを朝晩、この書斎から毎日思いながら、日々過ごしています
実はこの土地に新築を建てる際に、嫁に相談した事があります
「おまえ、家から病院が近くて嫌なことはない?」と。
すると嫁は「夜中に入ってくる救急車の音がなるだけ聞こえないように設計、建築してほしい。それだけかな~」とのことだった
すぐさま目の前のまあまあ大きい病院に行き、「すいません!この病院には月平均して何回救急車が入って来ますか?」と下調べに行ったことを思い出しました
そのあとは何ヶ月もかかって、家と病院からの視線や音の配慮など、こだわりにこだわり抜いて設計しましたが、僕のこの書斎だけはあえて、病院が見えるようにしたんです
最終図面を嫁に見せると「あんたの部屋から病院が丸見えだけどいいの?」と言われ、すぐさまこう答えたのを、よ~く覚えています
「いいんや!俺も入院経験長かったからよく分かるんやわ~!むこうの気持ちが!そして、いまからつくるこのお家で、毎日、むこうで早く家に帰りたく頑張ってるひとたちが沢山いる!だからあたりまえに感謝して生きんなん!そうやって毎日過ごせたらいいと思ってるんやわ~!」
嫁「あんたらしい~ね!分かった!笑」
そう、笑顔で答えてくれた
あれから早10年
宣言どおり、毎日この景色をみながら、いまも感謝して生きてます
とくにコロナ禍のなか、家族ともあえずひとり頑張ってるみんな!!!!!
やまない雨はなく、登らぬ太陽もない
家族友人以外にも、こうやってすぐそばに他人かもしれないけど本気で思ってるバカが、目の前にいることを、忘れないでほしい
思いよ、とどけ…
いや、きっと、とどくはずだ☆☆☆☆☆
NOBU