天神町での上棟式を無事に終え
飛んで向かった先は 今年初めにお引渡しを終えた
金沢市山王町のT様邸
何度も何度も新築での「宴」のお誘いをいただいていたのだが
お互いの時間が折り合わず延び延びに・・・
やっとの実現に向かう車中はマックスハイテンション!
(ウコンも飲んで準備も万端!w)
(写真はT様邸完成直後のもの
宴の写真はみんな酔っ払って誰も撮っていなかった・・・)
社員全員お招きいただき
キッチンとバック棚を手掛けたフレイデザインの甲斐氏も参加
設計を担当した田園都市計画舎の水本氏は他の上棟後の御呼ばれがあり
残念ながら不参加ではあったが またのお楽しみということで・・・
お引渡しから早10ヶ月
久しぶりのT様邸・・・
玄関戸をあけると まず第一に感じたのは
「あたたかさ」
これは熱の暖かさではなく
住まう人と 家から放たれる
なんと表現すればよいのか・・・
いわゆる「氣」の あたたかさが
家中に漂っている そんな感じの
T様邸に「成長していた」
自分たちが手掛け 造っておいてなんなのだが・・・
とにかく「最高」のT様邸!
「おお!やっぱりすげ~!」
「いいね!うん!いいね!」
「本当に温泉宿だね!」
「うらやましいな~・・・
こんなところに住めて~・・・」
・・・・・・・・
感想はまるで 初めての温泉宿を訪れるお客さんだ・・・
「自分たちで造っておいてこの感想はバカだね~!w」
と みんなで笑いながら宴がスタート
美味しい料理と 美味しいお酒
たわいもない会話で 大笑い
古民家空間で呑む酒は やはり格別!
他にはなにもいらない・・・
と いつもなら言うはずなのだが・・・
「檜風呂も沸かしてあるからみんな入っていってよ~!」
「みんな呑んでるんだから泊まっていってよね~!」
と天使のようなスペシャルスマイルな奥さんの天国からの声・・・
みんな「すいません・・・ いいんですか・・・?」
と いいながらも一人ずつ順番に 嬉しさからくる笑顔をこらえながら
檜風呂に入っていく・・・
感想
「まさに露天風呂でした!」
「星と月が最高に綺麗でした!」
「あれは家ではありません!」
自分が最後に風呂に入り
あがってきたら あたかもみんなで計算したかのように
全員 寝ていた・・・
風呂上りの一杯をやろうかと 楽しみにしていたら
全員 寝ていた・・・
甲斐氏を起こすのは多少 心が痛んだので
ムラボーをたたき起こそうかと 1分ほど悩んだが
これ以上のご迷惑は 失礼きわまりないと判断
(あたりまえのど真ん中の話だが・・・)
酔った頭に言い聞かせ
囲炉裏の横で 眠りへとついた・・・
朝
朝食にコーヒーが準備されており
昨日酔っ払って先に寝てしまい
檜風呂に入れなかった甲斐氏のために
朝7時に用事があって出て行ったご主人が
わざわざ朝風呂を沸かしてくれていた
そして結果 全員が朝風呂へ・・・
お昼ごろまで「ボー」っとしている私たちを気遣い
足裏マッサージの器具を出してきてくれたり
甲斐氏や自分の体を気遣って
肩を揉んでくれる奥さん・・・
そして出掛けにおにぎりまでいただいた・・・
これではまるで「宴」なんてものじゃなくて
ある意味「接待」にちかいのではなかろうか・・・
心が痛んでしかたない・・・T様に申し訳なさすぎる・・・
そんな気持ちいっぱいでいる自分たちに さらに奥さん
「今度 やりましょうね!内覧会!」
「え!?」
「昨日の夜の話だよ~!」
「マジですか!?冗談じゃなくて!!」
そうなんです
そういや昨日の夜 T様のご主人と奥さんから
「今年初め 完成内覧会できなかったかったから
完成して10ヶ月経った 今現在のこの家の内覧会を
是非よかったらやってください!」
そんなお話をいただいていた
完成後 住んでいるお宅の内覧会は良く聞く話ではある
だが建築会社側からお客様にお願いするのがほとんどだ
お客様側から・・・ こんな話は聞いたことがない・・・
正直 悩みに悩んだが・・・
完成時には雪深くて 間に合わなかったお庭や
ご主人がせっせと造った生垣
家の裏には自分も驚いたのだが
「池」がもうけられいる・・・
そしてなによりも 最初にも書いたが
今現在の成長した T様邸全体に漂っている
なんともいえない「あたたかさ」
これをみなさまに 体感してほしい!
と いうわけで・・・
「やります」 いや 「やらせていただきます」
「完成して10ヶ月経った T様邸樂家樂座 内覧会!」
(詳細は後日発表いたします)
T様
この前は本当に本当にありがとうございました
どう言葉にして良いのかわからないのですが
ただひたすら「ありがとう」という言葉と思いしか出てきません
そして 心から感謝しかありません
そして 自分たちはシアワセものです
追伸
「見学会に来られたお客様たちにも
檜風呂に入っていってもらっていいよ~!」
と 奥さん・・・
それはさすがに却下させていただきます
ありがたくそのお気持ちだけ受け取らせていただきます
T様ご主人奥さん
あなた様たちは「神様」「仏様」です
間違いありません
NOBU