この前の日・月曜と代休をもらい
「もう一度夏を満喫しよう」と野郎三人で能登島へキャンプに出かけた
キャンプ自体が数年ぶりだったが男だけのキャンプは中学以来ではなかろうか
現地に着いて驚いた
「昨日は十数組来られて賑わっていましたが、
今日はお客様たちだけですよ!まさに貸切りですね!」
「東京ドーム15個分のだだっ広いキャンプ場を俺たちだけで貸切りだ!」
キャンプ場に到着してすぐから テンションアゲアゲの調子ノリノリ!
本当に人っ子一人いない・・・
(途中K君は「本当にツチノコ見たんだよ!」と騒いでいたが・・・)
今日の夜は怪談話で盛りあがりそうだな・・・
まずは寝床の確保!景色や寝床の下地を考えてこの場所にテント設置を決定
目の前はただただ海が広がる 「他にはなにもいらないでしょ~!」
テント設置のあとは火をおこして晩飯の準備
キャンプって不思議とすべての準備が楽しい~んだよね~!
夕方6時ごろ「ビールかけ」を合図に 野郎三人野外宴のスタート!
ビールを飲み 肉を食い 海を眺め ボーっとし
波の音 心地よい風と夏の夜の香り 深呼吸をし目を閉じて・・・
ただただ自然のパワー感じ癒されながら・・・ 「自然体」となっていく・・・
「なんて俺たちはシアワセなんだ・・・」
そんなことを語りながら、眠りに着く・・・
と、そんな綺麗にいけばいいのだが、
そんなわけにはいかないのが、
野郎三人貸切りキャンプ!w
ここからが本番スタートだ!w
真っ暗闇のキャンプ場 海のむこうの船の灯り
ランタンと炭火の灯りだけの中
ほんとうにくだらないくだらない・・・
ここでは決して話せない内容の話で延々盛り上がり
ただただ食って飲んで食って飲んで
笑って笑って腹がちぎれるほど笑って笑って
キャンプ場が貸切りということもあって
今度は大声でアカペラで延々と歌を歌いまくる!
それでもまだ飽き足らず・・・
次は全く似ていないものまね大会のスタート!
とにかく笑いがとまらない ビールを飲むが噴出してしまう
笑いすぎで死ぬかと思った・・・
そしてようやく寝るのかと思いきや
今度はいろんなやつに電話をかけまくる
「もっしも~し!今、俺たちサイコーなんだよね~!」
かけるほうはサイコーだが、かけられたほうはサイテーだ・・・
いったい何時まで飲んだかはよく覚えていない・・・
深夜1時を過ぎていたのだけはなんとなく覚えている
ふっらふらでテントに入り
ようやく就寝・・・ する訳がない・・・
キャンプといえばテントの中での怪談話!w
(やってることは中学と変わってない・・・)
こういうとき必ずといっていいほど
怪談話や心霊話の駄目なやつがいる
今回のターゲットはM君
世界最大級の真顔で何度も何度も
「お前・・・、本当に足元に立っている女の人が見えないの・・・」
「またまた~!冗談はやめてよ~!」
「オレ・・・、今この顔、冗談に見えるか?マジで言ってんだよ・・・」
と、わざと怒り口調で話したりなんかしてみて・・・
「もう!本当にやめてくれよ~!!!」
と、泣きそうなM君の声をぼんやり聞いたのを最後に・・・、
気持ちよく・・・ 就寝に着く・・・
(そういやM君はあれから何時に寝たのだろう・・・)
起床
いうまでもなく、頭がイタイ・・・
あたりまえのど真ん中だが・・・
ただ、朝の空気と心地よい波の音が
二日酔いの身体をやさしく癒してくれる
何でもそうだが楽しい時間はあっという間
そして 待っているのは おかたづけ・・・
キャンプの前の準備は楽しいと書いたが
キャンプの後の片付けは最高に面倒くさい・・・
太陽もガンガンに昇ってきて
とても心地よいとは決していえない暑さの中
昨日あれだけ騒いでいた三人が汗だくで無言での片付け・・・
おかげで片付け完了時には酒が完全にぬけていた
片付け完了後
「来年また来るぜい!」的なことを言いながら
ビビリのM君をトラックの荷台に乗せて
(キャンプ場敷地内だけですので あしからず・・・)
海に大きく手を振り 昨日のよき想い出に
ちょっぴりセンチメンタルな気分でキャンプ場をあとにする
「ありがとう!Weランド能登島!」
そしてそのあと向かった「マリンパーク海水浴場」
「おお~!!!」
「ここも貸しきりか~!!!サイコーだー!!!」
(時期的にあたりまえなのだが・・・)
野郎三人
ビーチまでの砂浜を歩きながら
少しずつ・・・ サングラスをはずし Tシャツを脱ぎ
ズボンをおろし サンダルを脱ぎ捨てて 猛ダッシュで海へ!
(ちなみにM君は性格上ちゃっかり海パン 僕たち二人はユニクロパンツ・・・
人がまったくいないということを ご了解ください・・・)
怪しいこと極まりない・・・
水が透明で魚が見える なんてったってこの時季・・・
クラゲだって見える・・・ クラゲを交わしながら泳ぐ
K君は眼鏡を海に落として真顔で必死に探している
(残念ながらすぐに見つかった・・・)
大の字になって海に浮かび身をゆだね 太陽を浴びて
自然と一体となる自分を感じる そして
まだ自分の中では 「終わっていない夏」を感じる・・・
夏 海 キャンプ 語る 歌う 笑う そして ナカマ
最高に シアワセな時間を過ごした
40ちかい バカ三人の想い出
僕たち三人だって 「現実」というものはある
というよりは あたりまえだが現実の中で生きている
その現実の中で おもいっきり 「バカになる」
大人子供関係なく 合間をみては 「大バカになる」
「バカになるとき バカになれないやつは きっと人生 損をしている」
自論だが きっと そう思う
「終わりなき夏 終わりなき青春」
「夏の終わりは 自分で決めたい」
NOBU