先週土曜日、OB客のM様宅に招待されました。
お引渡しが終わって約半年。
自分たちが手掛けさせていただいたお家、この空間で、
お客様と建築会社のワクを越えて、
皆で楽しく酒を酌み交わす。
この嬉しさといったら他に、たとえようがない。
そして飲み会を開く前に、
「せっかくなんでお風呂に入っていってくださいよ」とM様。
せっかくなんでお言葉に甘えて社長と2人・・・、
いや!順番に入らせていただきました。
M様宅のお風呂は坪庭が隣接しており、
湯船に浸かって庭を眺められる仕組み。
こちらからご提案していてなんなんだが、
「広かった!最高でした!気持ちよかった!
贅沢でした!感動でした!」と、
どちらがお客様だかわかんない感想を連発、
想定は出来ても「住んでみないとわかんない」。
そのあと、中二階の囲炉裏の間へあがり、飲み会START。
囲炉裏火を囲んで午前2時まで、
語って呑んで食って語って呑んで食って、
語って呑んで食って語って呑んで食って・・・、
延々6時間ちかく、話は尽きない。
その後・・・、
記憶がとびとびで・・・、よく覚えていない・・・。
外縁側で寝転がって「やっぱサザエさん家みたいだわ~」と、
一人アホみたいに叫んでいたのは、
なんとなく覚えている・・・。
でも、Mさんご主人。
しっかり覚えていますからね!ご主人の言葉。
「酔っ払う前に言わせてください、自分はもう一件、必ず建てます。
そしてその時も、TAKATA建築でお願いします。
この家は子供たちが成長したときに子供に引渡し、
どこかに嫁とのんびり、二人で老後に住むための平屋です。
そしてこの話は嫁には内緒なんで、絶対に言わないでくださいよ。」
Mさん・・・、これ以上泣かさないでください・・・、
Mさん・・・、なんてステキなんですか・・・、
Mさん・・・、どんだけカッコイイんですか・・・、
社長・・・、
チラ見すると、本気で泣いてました。
そして社長・・・、
ポツリ一言・・・、
「俺、生きてるかな?」
「???」
一同大爆笑!
Mさん。
もし、社長が先に逝ってたら、
僕が責任持って建てますよ!って、
俺も微妙な歳か!?www
冗談はさておき、
Mさん、
マジで嬉しかったです、
本当にありがとう。
なにが嬉しいかって、
建てる建てないは関係ない、
なによりもその気持ちが嬉しい。
本当にありがとう。
昔はあたりまえにあった囲炉裏、
今では貴重となった囲炉裏のある空間、
僕たちの想像を超える「なにか」を、
きっと、持っている。
「囲めばわかる」
NOBU