今日、いつもお世話になっている、
「株式会社ムラモト」さんの展示場、
「流季(るき)の家」を内覧しにいってきました。
なぜ自分たちが建築家なのに、
他社の住宅をご紹介するかというと、
これには大きな理由があります。
実はムラモトさん、「建築会社」ではなく、
自然素材の建材・塗料・断熱材を取り扱う会社で有名なのですが、
何がすごいかといいますと、この自然素材を、
地元のビルダーや工務店に普及させるために、
なんと、「建築会社専門の展示場」を造ってしまったのです。
普通じゃ、ありえない・・・。
「takataさんとコンセプトが非常に似ているので、
是非とも見に来てくださいね!」と昨年末からラブコールを頂いていたので、
今日やっと、時間をつくって行ってきました。
「流季の家」
やりますな~・・・。
竹林にたたずむ町屋。
この手摺りが「京都」を思わせる。
窓のむこうに浴衣姿の美しい女性が、似合いそう・・・。
夜には幽玄、艶やかな雰囲気ありありになるのでしょう。
正面の格子戸はなんと、可動式。
側面の窓も「蔵」をイメージし。
ぬかりはない。
玄関戸を引くと、ただっぴろい「土間空間」が現れる。
この「たたき仕上げ」の土間もいい雰囲気だ。
うちもよく、ムラモトさんから購入させていただく「浜床」。
やっぱりいいですね~。
この市松模様のタイル。
渋い・・・。
参考になります。
自分がとくに気に入ったのはこの、階段手摺り。
絶妙な建具デザイン。
窓の高さは、ちょうど畳に座って肘掛できるよう、考えられている。
やっぱり、浴衣姿の美しい女性が、あたまから、離れない・・・。
そしてこの大空間を、
ペレット1台、余裕で暖めている。
すべて自然素材にこだわりぬいて、この「現代町屋」を、
建築会社のために造った、ムラモトさん。
本当にスゴイの、一言だ。
そして、確かに私たちの「樂家樂座」との仕様・コンセプト、
共通点が多々あり、共感でき、共有できた。
もし、この「流季の家」に興味をもたれた、
「建築を考えているお客様」は、
私たちにご連絡ください。
よろしければ、ご一緒に行きませんか?
「建築会社専門の展示場」ですが、
ご覧になれますよ!
普通の展示場ではなく、部材、
一つ一つの参考展示場にきっとなりますよ。
ご心配なく!
全く、営業はかけませんので!笑
NOBU