自分の親友でもあり、同志でもある、
現在、東京で活躍中のサウンドコンポーサー、
Cozza(コッツア)が立ち上げたプロジェクト、
「Blue Consteiiation 」(ブルーコンストレーション)の2ndアルバムが、
1月14日発売された。
年始明けには、出身が金沢ということもあり、
北国新聞、アクタス、MROラジオ、ラジオ金沢などからの、
取材などで引っぱりだこだった。
現在も、全国のラジオ局などから問い合わせが殺到し、
「爆発的に、売れている」。
そして、彼が一番すごいのは、
すべての曲の、作詞・作曲・編曲・アレンジ、
ほとんどのボーカルを一人でやっていること。
Blue Constellation
『Super-Melodies』
2010.1.14 on sale
約4年の沈黙を破り、ついに完成した2ndアルバムはなんと!
16曲で79分31秒の大満足で¥1,500のナイスプライス!!
しかも2倍アルバムを楽しめちゃう解説付き!!
メロディーによってここまで音楽ジャンルが変化するスタイル
のアルバムはまさに世界初!!
今回はポップス、ロック、パンク、ブルース、ボサノバ、
レゲエ、ハウス、テクノ、ヒップホップ、R&B、クラシック
まで網羅し、まさに音楽のデパート!!前回よりも全てにお
いてパワーアップした!
止まらない美メロはまさに渾身のラストアルバムとなるのか!?
実は彼とは10数年前に、
某大手電気メーカーで一緒に仕事をしていた。
そして、ある時、僕は建築の道へと、
そして、彼は音楽の道を志し、
ほぼ同時期に、退社する。
それからの付き合いだ。
まったくタイプの違う二人だがなぜだか、
お互いに切磋琢磨し、惹かれあっている関係。
年に一度、会えるか会えないかの関係だが、
会うと一瞬にして、時の流れを感じさせず、
同じ空気になれる関係。
ある意味、「新宿系」でいえば、
「モー〇ー」に近いのかもしれない、
かもしれない・・・。
(念のために言っておくが、僕は「〇ル」ほーだ・・・。)
冗談はさておき・・・、
彼が東京へ行ってから早十数年・・・。
ある日いきなり、「頭にメロディが浮かんでくる・・・、どうしよう???」、と、
訳のわかんないこと言い出してからが、すべてのスタートだった。
親の大反対を押し切って、大切な愛車も何もかもすべて投げ打って、
そのお金を握り締め、東京へ飛び出した。
音楽の「オ」の字もない、世間一般的にいう、いわゆる「モサオ」の彼が、
東京の音楽学校へ、新聞配達をしながら2年通い、卒業。
そして、頭にふってくるメロディーをカタチに変えていく。
1stアルバム、その他のマキシシングルなど・・・、
ボチボチとは売れるが、鳴かず飛ばずが続き、数年が過ぎ・・・、
「もうやめようか・・・」との相談を何度もうけたこともあった。
そのたびに、「自分でやりきった、があるのならやめれば?
ないなら、石川に帰ってきたら、皆で爆笑してやるよ!
ようは、売れる、売れないは別として、
お前が自分自身で「合格」出せるかどうかでしょ?」と、
ハッパをかけてきた。
そして、数年が過ぎ、今回の2ndアルバムの発売。
発売前に自分の自宅にデモが届き、聞かせてもらった。
自分の親友だから言うわけでは決してないのだが、
音楽を聴いて、生まれてはじめて「涙」した。
十数年の集大成、まるで熟成されたお酒のように、
感動し、「おいしかった」。
本当に、「スーパーメロディーズ」だった。
彼は文字通り、「やりきった」。
彼曰く、「今回のアルバムが売れても売れなくても、どちらでもいい。
聴いてくれた人たちが楽しい気持ちになってくれれば、それでいい。」
そう、嬉しそうに言った。
この言葉を聞いて彼が「本物のアーティスト」になったんだと思った。
彼はこの十数年間でいろいろな経験をし、
本当に強く、大きくなった。
みなさん想像してほしい。
全く知らない土地、大都会東京へたった一人飛び出し、
朝と夕方に新聞配達をしながら、2年間音楽学校へ通い、
その後もいろいろなバイトをしながら、アパートにこもり、
ひたすら曲づくりをする日々。
「自分の人生へのプレッシャー」への毎日と戦いながら、
周りの結婚をしていく友人たちと、今の自分を比べながら、
親に申し訳ないと思う気持ちと戦いながら、
「孤独」という二文字の中で、十数年という歳月を、
ひたすら戦い抜いた。
時に人は環境によって、
「大好きだったものが、大嫌いになることもある」、
彼を見ていて思ったこともあった。
もしかして・・・、
彼にとって、今回のアルバムが最後となるかもしれないので、
決して宣伝ではなく言いたい。
皆さん、是非このアルバムを聴いてほしい。
現在の音楽市場はすべてが「販促」にいかにお金を投資するかで、
「売れるか売れない」かが、決まる。
「いい曲をつくる」ではなく、「売れる曲」を、つくっている。
だから、最近の楽曲は、「心に残らない」、のだと、思う。
だからこそ、彼がつくった、「販促なしの、いい曲」、
もう、購入できなくなるかもしれないのなら、
1500円をだして、聴いてみてほしい。
正月、彼が石川に帰省したときに、聞いてみた。
「お前、もしこのアルバムが物凄く売れたらどうすんの?」と。
すると彼は笑顔で・・・、
「もちろん、調子に乗りまくって、曲をつくり続けるよ!爆笑!」と・・・。
「あほか」笑!
最後に・・・、おい!Cozza!
「これで、胸をはって、いつでも石川に帰ってこい!」
Blue Constellation
official web site
http://www.blueconstellation.com/
P.S 2ndアルバム内の曲、「向日葵たちへ・・・」
いろいろな諸事情で、歌詞を自分が書かせていただきました。
「諸事情」はCDアルバム内の曲説明に書かれておりますので・・・、
やっぱり1500円払ってCDを買ってください!笑
NOBU