古い店舗を購入、そして住居という、「ライフスタイル」。

現在進行中。
小松市60坪「樂家樂座リノベーション」。
(1月末完成予定)

この建物、もとは真っ白な外観をした「焼肉屋さん」だった。
その元焼肉屋さんだった建物を、住居建物として購入した。


店舗当時のダクトや配管などもあえて解体せずそのままに、
ブラックグレーに全塗装し一つのオブジェにしてしまう。

内部の厨房機器もそのまま使用。
元店舗でしかあじわえない使い勝手は、最高だ。

LDK+多目的ルーム。
おおよそ40畳。
とにかく・・・、とてつもなく・・・、広い・・・。

元はいくつものテーブルとガスコンロが並んでいた。
畳こあがりだったこの空間が。無垢板床張りと全塗り壁の「LD」に。

中心部にあるアーチを描いた壁の奥は・・・、

螺旋階段。
これからの塗装でまた雰囲気が変わっていく。

寝室「黒」。


子供部屋「白」。
このお施主さん。
・「普通の家」はいやなんです。
・とにかく、人が集まる家がいいんです。
・いい意味で「雑」に古くすべてを仕上げてください。
・トイレの床はコンクリートむき出しでお願いします。
・水周りの配管は隠さずにむき出しで・・・、あ、電気配線も。
・お金をかけないところはすべて床はベニヤでいいです。
などなど・・・、
とにかくいい意味で「ぶっ飛んでいる」。
「ブログに是非書いてください」、と、
おっしゃっていただいたので、
Y様、そのまま書きますよ・・・。
「築10数年の古く汚れた店舗を何千万円も出して買った。
ある意味、バカですね!
そして住居にしようと思った。
誰になにを思われてもいい、自分たちがそれでよければ、いい。
とにかく、普通はいやなんだ。
そしてある意味、
「家らしくない家」にしたいんです。
ありえないことしたいんです。
そう!ワクワクする家。
そして、「完成」はなく、常に家をいじっていじって「成長」させていきたい。
そこに、多くの人をよんで、騒いで、飲んで、遊びたい。
と、昨日、おっしゃってました。
「家づくり」
人生に各々の生き方があるように、
各々の個性、スタイルがある。
そして、
自分本来の個性、スタイルを貫き、
居住空間にしたとき、
家ではなく、
「ライフスタイル」になるのであろう。
この、Y様。
実際に行動して、それを貫いている。
「カナリ、カッコイイ」
んでないかい?
しかも奥さんは、かなり「ナンノ似」だし・・・。
型を破ってでも自分たちの想いを貫く。
そして、家族、仲間が、いる。
そこには笑いがあり、
人間本来の、
あたたかさがある。
あとはいったい、なにが、いる?
Y様邸完成、超ご期待。
NOBU

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