「和」と「和風」

現在、5組のお客様に新築の図面依頼、
2組のお客様にリノベーションの図面依頼をお受けさせていただいている。
本当にありがたいかぎりです。
この7組のお客様がおっしゃった言葉の共通点。
「和モダン、新和風・・・、いろいろと見てまわりましたが、なにか違うんです・・・。
私たちが求めているのは”和風”ではなく、ほんとうの”和”なんです」

この言葉、伝わる人には伝わるでしょうし、
伝わらない人には伝わらないのであろう。
もちろん、「和」というキーワードは本当にただっぴろい世界で、
とても漢字一文字でくくれるジャンルではないことは確かだ。
ただ、この7組のお客様がおっしゃった「和」とは。
そして「やっと、見つけました!」とおっしゃってくれた「和」とは。
答えは簡単である。
そこに「懐かしい」があるかないかだけです。
「懐かしい」をあらたに「つくる」。
「懐かしいをつくる?」。
きっと、こんな日本語はおかしいのだろう。
ただ、間違いないことは、
皆さんが、頭の片隅で「懐かしい」を求めているということ。
そして、こんな時代だから、
「懐かしい」に戻らなくては、見つめなおさなくてはいけないということ。
なにが言い悪いなんて、人それぞれ。
「これが正しい」なんてことは、ない。
ただ、「懐かしい」を「自分たちの生きる場」に求めるのであれば・・・、
「うちに声をかけてみてください」。
「なにか」はみつかるはずです。
NOBU

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