もっぱら、最近の仕事といえば、
新聞、雑誌、チラシ、ツールなどの打ち合わせが大きなキャパをしめている。
いろいろな広告会社からいろいろなデザインや、
素晴らしいキャッチコピーが出てくるのだが、
結局、最後には自分で考えていることが多い。
気がすまないのである。
そして、気づいた。
考えている自分が「大好きなのである」。
キャッチコピーや記事、紙面のレイアウトやデザインを考えていると、
ワクワクしてくる自分がいる。
「どの言葉でみんなが驚くか、感動するか、楽しんでくれるか、
魅了されてくれるか、かつてないものができるのか?」
たまらない・・・。本当にワクワクしてくる。
そしてもう一つ気づいた。
「もし、自分の会社のものではなかったら、ここまでワクワクできるのか?」
「もし、自分の仕事がコピーライターやデザイナーで、
20代女性をターゲットにした、
キュートでキャピキャピした女性服のコピー、デザインを依頼されたら・・・」
考えただけで、恐ろしい・・・。
おそらく、膨大な情報収集からはじまり、頑張って詳しくはなるかもしれないが、
はたしてその仕事を好きになり、20代のキャピった女性服を好きになり、
ワクワクできるのだろうか?
そして、そのような仕事が次から次へと・・・、
「無理である」。
ようするに当たり前だが「プロ」ではないのである。
そして逆にいえば、自分の仕事が本当に好きで、真剣に取り組むことができ、
みんなの喜ぶ顔を想像して、ワクワクできれば「プロの仕事をしている」
と言えるのかもしれない。
やっぱり、
「好きとは、最強なのである」
そして、そんな仕事についている自分に、感謝なのである。
そして、20代をターゲットにしたキュートでキャピキャピした女性服の広告紙面で、
女子の心をわしづかみにしている40近くのおっさんコピーライターやデザイナーは、
「最強のプロである」。
誰かは、いえない・・・。
NOBU